世界的に有名なフェスが日本でも行われるようになりDJに憧れを持つ人たちが増えました。この記事を読んでいるあなたもそのうちの1人だと思います。『DJって実際に稼げるの』『夜に活動して学校は大丈夫なの』と様々な疑問があると思います。そこで今回は大学生DJ、そしてDJスクールの講師として活躍しているDJ KITAMUにインタビューをしてきました。
BIO |
2017年8月より本格的にDJ活動を開始。 渋谷を中心に都内のクラブで活動するDJ/Organizer。 Houseを軸にELECTRO,POPSなど新譜から旧譜まで様々な年代の音楽をプ レイする。 年間30万人を収容する都内屈指の大箱であるCamelotでの毎週レギュラー 出演,世界が認めた音箱であるWOMBでのレギュラー出演も務める。 2018年4月にはULTRA JAPANなど世界の大型フェスにも数多く出演してい る”Slushii”とも共演を果たし、2019年3月にはWOMBのメインフロアにて グルーヴハウスの伝道師とも言われているKryderとの共演も決まっている 次世代を担う若手DJの1人である |
Schedule |
【毎週レギュラー】 【隔週レギュラー】 |
SNS |
Twitter←Click Instagram←Click |
目次
始めたきっかけは遊び。
今ではプロとして仕事に。
ーーDJを始めたきっかけを教えてください。
友達が文化祭でDJをやっているのをみてかっこいいなと思い始めました。時期でいうと高2の冬くらいですね。最初は2万円くらいで安い機材を買って遊び感覚で始めました。遊びから始まってどんどん本気になっていき、今ではDJで仕事をもらえるくらいまで成長できました。
ーー遊びから始まったんですね。現在はDJとして仕事はどのくらいあるのですか?
現在の仕事は月に15本くらいです。渋谷のCAMELOTやKAWAIIMONSTERCAFEは毎週固定で出させていただいています。WOMBや最近オープンしたSEL OCTAGON TOKYOでもDJとして呼ばれ出演しました。 その他にもDAYの時間に行なっている学生フェスにも出演しています。
大学とDJ活動の両立
ーー大学との両立はできていますか?
大学との両立はきついけどできます。もともと家が千葉の方で大学まで通学時間が2時間かかります。なので朝に仕事が終わったら家に帰らずそのまま大学にいきます。大学に到着をして仮眠を取ってそのまま授業なので1限の授業でも遅刻や欠席はほとんどありません。
ーーちなみに単位は大丈夫ですか?
卒業はなんとかできます。
DJの仕事に合わせて時間割を組んでいるので問題なく学生生活を送れています。
学生DJの現実
ーーDJの収入っていくらくらいですか?
ナイトの営業の時はほとんどもらえません。DJは目立ちますし花形でもあるので結構お金をもらっているイメージがありますがそんなことないです。ただ世界的に見るとDJで何億といったお金を稼いでいるDJもいるので結構夢はありますね。
ーーDJって思った以上に厳しい世界なんですね…
デイのイベントもナイトの営業と同じですか?
DAYのイベントでは時給出演料としてお金をいただきます。細かくは言えませんが時給換算だと普通のバイトの時給よりはもらっていると思います。ただDJを始めてから1年半以上お金はもらえてなかったので、稼ごうと思ってDJをやるのは長続きしないと思います。DJをやりたい人は音楽が好きな人じゃないと厳しいですね。
ーーDJをやっていてよかったなと思えた時はありますか?
有名な方と共演することができたことですね。海外のDJの方だったり皆さんが知っている日本の方だとケツメイシさんとかですね。でも一番やっててよかったと思う時は自分の流した音楽でお客さんが楽しんでくれることですね。
New Alife Entertainment
~若者が夢を持ち感動が溢れる未来に~
ーーKITAMUさんが所属、また講師としてやっているNew Alife Entertainment(以下NAE)とはどういうところですか?
NAEは簡単に説明をするとDJが所属している事務所です。DJのスクールから出演のマネジメントまで全て行なってくれます。またRootsという学生がイベントを通してビジネスを学ぶサロンと提携をしているので、DJとして活動をする場が多くあります。NAEに所属をしているDJがRootsの環境で行われるイベントにDJとして派遣されるといった形です。
ーーNAEに所属することで得られるものはなんですか?
NAEに所属することで得られるものは2つあります。それは出演が保証されることと出演料がもらえることです。どちらも普通では有り得ないです。自分で売り込みに行ったり、知り合いに紹介をしてもらって出演できるのが普通ですし、デビューしたばかりのDJは普通は出演料なんてもらえません。
今後の活動
ーー大学卒業後はDJはどうする予定ですか?
就職はしない方向で考えています。まずはDJで生計を立てられるようにならないとですね。作曲とかもやっていきたいです。そして最終的にはフェスのメインステージに立ちたいですね。地方にもゲストのDJとして呼ばれるくらいまでになりたいです。
DJを目指す人たちへ
ーー最後にDJをやりたいと思っている人たちに一言ください
結構簡単にできるので気楽にやってほしいなと思います。ただ現場に出るなら中途半端は絶対にだめです。最初は僕みたいに趣味や遊び感覚でいいんじゃないかなと思います。スクールの講師としても活動しているのでぜひ興味があればぜひNAEに。
DJになりたい方はこちら
「パリピ大学を見た」とご連絡ください。
CONTACT