世の中が多大なるコロナの影響を受けている中で、就職活動もその一つとして挙げられています。採用数が減らされている…そんな噂も耳にする中で、みなさんの就活は思い通りに進んでいますでしょうか?今日は面接での必勝法をいくつか紹介したいと思います。
またコロナの影響で増えているweb面接についても「【web面接】コツと注意点を徹底対策!みんなでコロナ就活を乗り切ろう」で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
目次
勝負を決める6つのポイント
【ガクチカ】を充実させよう
【志望動機】未来だけ語っても無駄だ
【第一印象】はじめの3分で自分のペースに持ち込む
【模擬面接】をやってもらおう
【準備】8割 本番2割
【逆質問】で決定打を
この6つは、僕の思う面接を必勝するためのポイントです。私はタイトルの通り、日系大手の面接を全勝し、無事に就職活動を終わらせることができました。しかし、これはたまたまうまくいったものではないと思っています。11月ごろから就活を始め、外資系、ベンチャー企業を中心に面接でズタボロにされました(1勝6敗でした)。しかし、ここでいくつかの必勝法に気づき、3月からの日系大手企業で実践した結果、見事にハマりました。今日はその必勝法をいくつか紹介したいと思います。
【ガクチカ】を充実させよう
どの企業の面接でも必ず聞かれる「学生時代に力を入れたこと」、通称ガクチカ。どの企業でも聞かれるという事はそれだけ重要な1問だという事です。どの質問よりも時間をかけられ深掘りされるため、完璧に準備しておきましょう。
ガクチカは成果自慢じゃない
「100人のサークルの会長をやってました!」
「100万円の売り上げを作りました!」
「オーストラリアに留学行ってました!」
すごくいいネタを持っているのにここを推しすぎてしまうが故、落とされてしまう人をよく見かけます(自分も初めはこれでした)。そのもう一歩先、
「その経験を御社に入って〇〇の場面で生かせる」
「〇〇を身につけることができてこの場面で生きる」
ここまで伝えましょう。そうすることによって、面接官もあなたが活躍する場面を想像しやすくなり、採用へと気持ちが傾きます。
求める人材とガクチカをマッチさせる
多少話を盛ったり、強引に曲げたりしてもいいので、「企業が求める人材」に臨機応変にマッチさせましょう。例えば「100人のサークルの会長をしていたエピソード」なら
・チームワークを重要視する企業→「チームをまとめた、強調性がある」などを強調
・チャレンジ精神を重要視する企業→「会長にチャレンジ、〇〇な施策にチャレンジ」などを強調
といった具合です。ここでしっかりと相手に自分がどう活躍できるかを売り込むことにより、この段階で勝負がついている場合も多いです。うまく対応させるために複数ガクチカを持っているとベターですね。

【志望動機】未来だけ語っても無駄だ
ガクチカの他によく聞かれる質問として「志望動機」「入社後にやりたいこと」などがあります。「日本を変えるような事業を」「海外にチャレンジしたい」「幅広い業界と関わりたい」などと志望動機ややりたいことは非常に充実してるものの、裏付ける理由がめちゃくちゃ薄い人がよくいます。
面接官は過去を見ている
ある企業の人事に聞いた話なのですが、
「未来はいくらでも語れるのですごいことを言った人が高評価、などという事はありえない。人事がガクチカを一番深掘る理由もこれ。志望動機などもどんな経験からその考えに至ったかという『過去』を重要視している」
と言っていました。確かにそうですよね。
それを踏まえ、もう一度志望動機を見直してみましょう。浅はかな理由で未来を語っていませんか?過去の経験をしっかりと踏まえ、面接官を納得させられるような志望動機を作りましょう。
ちなみに自分は
志望業界ややりたいこと | 説得力をつけるための経験談 |
IT業界 | 大学で情報系の専攻だったため |
グローバルに活躍 | 海外在住時、日本の優れた技術や商品が身の回りにあって、日本から世界へ貢献したくなったため |
金融案件をやりたい | 途上国に何回も足を運んだが、現金を持つことへの危険性を感じ、キャッシュレスをさらに導入することで治安の改善にも繋がると考えたため。 |
納得させられる理由を持っていれば、志望動機だけでなく、経験そのものや論理的思考力など様々な評価のアップにつながります。
他社と比べて説得力を
あえて他社を出し、比較した上で御社の方が志望度が高いということを伝えることで、面接官はグッとくるでしょう。論理的に筋の通った話は面接官は大好きです。
「自分には3つの軸がある。御社はすべて満たしているが、他社は2つしか満たしていない。よって御社が第一志望だ。」
こういった流れで話せば、その情報が正しければ面接官は納得してくれるでしょう。でないと「他社でもよくない?」と言われてしまいます。

【第一印象】はじめの3分で自分のペースに持ち込む
面接なら第一印象、特にはじめの3分はとても大事だと思います。例えば自分も初めて会う人に対しては「綺麗な人だ」「なんかだらしないな」「頭が良さそうだな」「元気のある人だ」という印象は会ってすぐに決まると思います。
面接も同じです。特に一番はじめの3分は、相手に良い印象を持ってもらえるよう、
・明るく元気
・礼儀正しい
・笑顔
・身だしなみ
のような基本的な点に気をつけて、面接官に良い印象を持ってもらいましょう。

【模擬面接】をやってもらおう
面接は場数を踏むことが大切!とよく言われますが、場数を踏んだだけで、何がダメかわからず落ち続けたらなんの意味もないと思います(自分がコレでした)。
模擬面接講座に行こう
模擬面接をやって、面接のプロや面接をガチった先輩に見てもらう事は勝利への大きな近道になります。
ちなみに自分は日系大手企業の面接が始まる前に、
「ネオトラディション」の難関企業突破に向けたオンライン自己分析面談/就活相談会
に申し込み、50分間の模擬面接をしていただきました。この模擬面接で自分に足りない点や面接でのアドバイスをみっちりとしていただきました。結果、この模擬面接以降一度も面接では落ちなかったので、客観的な目線で第三者に見てもらうというのはとても効果的な事だともいます。是非みなさんも一度チャレンジしてみてはいかがですか?
※上のURLは22卒対象のものです。この会社のこのサービスは21卒は終了してしまったかもしれません。
OB訪問も模擬面接の場だ
僕はOB訪問もかなり積極的に行っていました。普通OB訪問をする目的は「企業のことをもっと知りたい」という人が多いと思います。
しかし僕はこのOB訪問こそも模擬面接の場だと考えます。どういうことかというと、僕はこのOB訪問の場で、
・この志望動機を面接で話すのはどうか
・このキャリアパスを描きたいと面接で話したらどう思われるか
というような質問をしていました。つまり、もしめちゃくちゃな志望動機を準備してしまっていた場合、面接でいきなりそれを話して落ちてしまう前に、OB訪問の場で訂正してもらうということです。本来落ちるはずだった面接をOB訪問のおかげで乗り越えられるという可能性は多いにあるということです。

【準備】8割 本番2割
個人的には面接というのは準備の段階で8割方勝負は決まっていると思います。なぜなら面接というものは基本的に準備してきたものを話す場だからです。つまり極論、何も準備してこなかったら本番で話す事はほぼありません。
ここでは自分の行っていた準備の方法を紹介します。
①One Careerや就活会議のようなサイトで体験談をチェックし、本番をイメージ。
・面接官は何人か
・面接時間は何分間か
・雰囲気はどんな感じか
・コツはあるか
など
②同じくOne Careerや就活会議で質問例をチェックし、ノートにひたすら書き出す。
とにかくあらゆる体験談に目を通し、どんな質問がきても落ち着いて対応できる準備をする
③答えを書き出し、ひたすら深掘りしていく(一つの答えに対しさらに5つの質問を)
例)学生時代頑張ったこと、に対し…
・なぜそれをやろうと思った?
・苦しかった事は?
・何を意識した?
・何を学んだ?
・社会人になったらどう生かせる?
というような具合です。
④逆質問の準備も手を抜かずに
面接と同じくらい重要になってくる逆質問。詳しい解説は次章で。

【逆質問】で決定打を
面接で必ず行われる逆質問。僕がお世話になった元人事の方によると、「落とそうと思っていたけど逆質問で志望度の高さを感じ、通すことにした」ということもよくあったそうです。面接通過を決定づける事はもちろん、面接が微妙だった人もここを充実させて逆転しよう。
逆質問はアピールチャンス
逆質問はただの質問タイムではありません。この時間を使って
・自分の志望度の高さ
・入社してから活躍しそうな雰囲気
・ロジカルシンキング
様々なものをアピールしましょう。
自分が主に行っていた質問
①入社したら活躍できる、仕事ができる人材になりたいと思います。そこで御社の中で「活躍」「仕事ができる」というのは具体的に何を持ってそういうのですか?
→活躍しそうな雰囲気ややる気をアピール
②金融部門の〇〇というサービスの〇〇なところに興味があり、このサービスの〇〇な部分は今後どういう戦略を描いているのですか?
→面接官も知らないようなめちゃくちゃ深い質問をすることで企業への興味や志望度の高さをアピールする。
NG質問
①御社の売り上げ、企業理念、強みを教えてください
→浅すぎるし、調べればわかる。
②年収は?男女比は?福利厚生は?
→仕事に全く関係ない。

まとめ
いかがだったでしょうか?面接は経験が大事です。ですが、経験を積むだけでは絶対に勝てるようにはなりません。上記のことは基本的なことなのかしれませんが、今一度自らの面接を見直してみましょう。そして勝率をUPさせ、志望企業の内定をGetしましょう。
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