目次
戦う前に
ニートって、ご存知ですよね。
ではネオニートはご存知でしょうか。そんなにご存知ないかと思います。
ニートとネオニートは全くの別物なのですが、果たしてどちらが強者なのか、気になりませんか。
いくつかのジャンルから両者を比較して、頂上決戦を行います。
ニートとは?
ニート(NEET)は「15〜34歳までの若年無業者」を指します。15~34歳の2~3%(ニコニコ大百科より)が当てはまるそうです。フリーターや資格取得のために勉強をしている人は、ニートには含まれません。
様々な要因により、働けない者と働く意思がない者に大まかに分かれ、後者に対する世間の目は厳しいものがあります。
ネオニートとは
ネオニートは、ニートであるにもかかわらず、何らかの方法で収入を得ている人たちの総称(ニコニコ大百科より)です。
会社に出勤してお金を稼ぐ一般的なサラリーマンとは異なり、定職に就かずに自宅などプライベートに近い場で、不労所得を得て生活しています。
頂上決戦
収入面

ニートのお金の稼ぎ方

ニートの方は職を持たず、不労所得を得ていません。そこで、どこから生活をしていくための費用が出てくるのかを説明していきます。
親、家族のお金
身内の収入、貯金を元に生活をしている方が多いでしょう。
ヒモ、パパ、ママ、パトロン
恋人やパパ、ママ、愛人から無償でお金をもらって過ごしているパターンも考えられます。中には月に何十万、何百万と貰っている人がいるようです。
生活保護
自治体から、様々な理由で毎月定期的な金額が支給されるようです。支給されるためには、いくつか条件を満たさなければならないようです。
ネオニートのお金の稼ぎ方

YouTuber
なりたい職業ランキングで上位に食い込む、ご存知YouTuber。働きながら活動している方もいますが、YouTube一本で生計を立てている方は、ネオニートと呼べるものでしょう。好きな時なときに、好きな物事を動画にして、寝ていても勝手に動画が稼いでくれるって最高ですよね。
好きなことで、生きていく。まさに現代の勝ち組と言って良いものでしょう。
株、FX

ネオニートの方は、有り余った時間をチャートを見ることに注ぐことが出来ます。常に分析が可能で、普通に働く以上の収入を得ている方が多数存在します。
中毒性があり、もはやお金を稼ぐことが目的ではなく、分析することが目的になっているレベルの方もいるようです。
不動産投資、家賃収入
アパートやマンションなどを買って家賃収入を得ることや買った物件の値段が上がったときに、その物件を売ってその差で稼ぐ方法です。土地や物件と、それを利用する人さえいれば、働かなくても定期的にお金が入ってきます。
株やFXと比べると、急に起こる金銭的なリスクが比較的低く、中、長期的に安定した収入が得られます。
#まいにちチクショーの小梅太夫さんは、芸人としての仕事が減っても、アパート経営で安定した家賃収入を得ていたようです。
アフィリエイト

成功型報酬の広告のことで、自分のブログやSNSアカウントなどを使い、ある企業のサービス、キャンペーンや商品などを載せ、クリックされてその商品が購入されると、成果報酬が得られるといった仕組みです。
ネットを使っていて目にしない日はないってくらい、広告がありますよね。
アフィリエイトは場所を選ばず自由な時間に作業ができ、なおかつ失敗してもリスクが上記の稼ぎ方と比べると少なく、メリットづくしな稼ぎ方です。
転売

要らないものを売って小遣いを稼ぐのではなく、大量に売れるもの、高く売れるものをあらかじめ予想しておいて、がっつり稼ぐといった感じです。
商品を安く仕入れて、メルカリ、ラクマ、Yahooオークションなどで高く売り、サラリーマンの給料か、それ以上に稼いでる人が存在します。
ハンドメイド

ピアスやブレスレットなどのアクセサリーを作って、ネット、雑貨屋、コミケなどで売り、収入を得る方法です。可愛らしいものを作るのが好きな方が行っているイメージがあります。
同人誌販売

絵が好き、漫画が好きな方が同人誌販売で稼いでいます。
販売者は、普段は創作活動に励み、ネット、コミケなどで一気に稼がれるようです。
かつて、オタクは世間から冷たい目で見られる一方でしたが、時代の流れと共にオタクが世間に浸透したことで、誰でも気軽に同人誌の創作、販売がしやすくなったでしょう。
この他にも、数多くのネオニートの稼ぎ方があります。
自由度

ニート
お金の面では個人によりますが、時間の自由においては、圧倒的にネオニートを上回ります。ストレスを感じずにのんびりと過ごす幸せは、何事にも変え難いでしょう。
・・・しかし、自由な時間自体が苦痛に変わってしまうこともあるようです。
ネオニート
収入がお小遣い程度の場合、自由とはいえないでしょう。稼ぎが軌道に乗り、充分に生活していけるレベルに到達するまで、ある程度不自由にならなくてはなりません。
将来性

ニート
将来性はネオニートよりも低いでしょう。
自分以外の人が、この先も経済的に援助をしてくれる保障は無く、加齢による体の衰え、人との交流がなくなることによるコミュニケーション能力の低下、日々新たな物事を考えなくなることによる脳機能の低下などにより、時間が過ぎるほど、将来性は無くなります。
最悪の場合、世間を騒がせている通り魔や放火魔のような ”無敵の人” と化してしまいます。
ちなみに、死ぬまでだらけていても余裕なほど財産がある場合は、もはやニートではなく資産家と言えるでしょう。
ネオニート
ネオニートの方は、収入の程度に差はあれど自立した生活を送っており、自分で試行錯誤を重ねて稼いでいこうとする強い意思を持ち、自営業とほとんど同じと言ってもいいでしょう。
また、元会社員であったり、就職氷河期世代の、本来なら社会人として充分に働く能力がある方も含まれています。
一般的な社会人と比べると安定していないように思えるかもしれませんが、終身雇用が崩壊した現代社会では、むしろ企業に属さずに自分で生きていく能力があるという点で、将来性は優れているでしょう。
健康面

肉体的な健康面についてですが、両者とも、毎日運動して食事は気を使っているような人もいれば、毎日ほとんど体を動かさず、食事は適当に済ませる人もいると考えられるので、決定的な差はありません。
精神的な健康面についても、同様に個人と周りの環境によるでしょう。
世間体

ニート
引きこもりを含めニートに対しては、軽蔑、嫉妬、羨望など様々な感情が向けられるでしょう。
AIなどの技術が発達し、お金を稼がなくても人間が豊かに生活を送れるような世の中にでもならない限り、世間の目は今後も変わりません。
ネオニート
一般的な社会人から見ると自由な稼ぎ方をしているので、嫉妬の対象になり得るのかもしれません。
しかし、犯罪行為、人に迷惑をかける行為でない限りは、世の中に利益をもたらし経済を動かしているため、一般的な社会人と同等に社会貢献をしている存在と言えます。
最近では副業を行っても良い企業が増加しており、会社に依存しない稼ぎ方はますます世間に受け入れられていくでしょう。
強者
ニート様
この度、慎重に比較させていただいた結果、残念ながら強者に添いかねる結果となりました。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
ニート様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。
ネオニート様
この度、慎重に比較させていただいた結果、強者とさせて頂くことに決定いたしました。
何卒よろしくお願い致します。
番外
ニートが集まって生活をしている限界集落が、日本に存在します。ニートといってもそこで暮らしている方の多くは、みんなで協力して家事を行ったり農作物を育てたり、たまにアルバイトをしたりしているようです。
このような暮らしも、ある意味人々が目指していく理想的なものかもしれません。
まとめ
この度勝手に強者を決めさせて頂きました。気分が悪くなった方は申し訳ありません。
一人ひとりどのように生きていくのが良いかは自分自身で決めるものです。周りの意見よりも自分の本心を大事にして、自分らしく稼いだりしていきましょう。
この決戦はフィクションです。
実在する人物や団体などとは
一切関係ありません。